2022年 F1第8戦 アゼルバイジャンGP決勝チャート

 戦略的には単純な展開だったから、チャートで新たに発見できるようなことはないかな。画像は最後に貼ってあるからどうぞ。

  • ジョージ・ラッセルの安定性がもの凄い
  • 角田はやっぱり、惜しかった
  • リバースストラテジは機能していない
  • こっそりファステストを狙ってたマックス

 

操作方法
  • 軸上のマウスホイールで拡大/縮小(ポインタの場所が中心、スマホのピンチもOK)
  • プロットエリアと軸上でドラッグするとパン
  • Top 3, 6, 10 のプリセットは、ctrl を押しながらクリックで反転
ジョージ・ラッセルの安定性がもの凄い

 ミスター一貫性と呼ばれるのもよく分かる。ラップタイムの上下動が、他のドライバーと比べて非常に小さい。マシンのような正確性だが、バウンシングの激しいメルセデスに乗っていることも忘れてはならない。

角田はやっぱり、惜しかった

 ガスリーと比較すると、ふたりで安定したペースを発揮していることが良く分かる。VSC 明けも上手くタイヤを使えてたようで、ルイスに先行された後、ガスリーと同程度のラップに戻している。フェッテルのペースも悪くはないが、6位を守りきれた可能性は十分にある。いやホント、惜しかった。8点だからねぇ。アルピーヌやアルファロメオとの差を大きく縮めるチャンスだっただけに、チームとしても悔しいだろう。

リバース・ストラテジが機能していない

 高い気温が影響したのか、思ったよりハードタイヤが良くて、ミディアムとの差がほとんどなかったように思う。どちらを先に履いても、同じようなタイムで周回することになり、顕著な差は見られなかった。唯一、リカルドがノリスの前でフィニッシュできたのは、先にハードを履いたからだろう。逆ならノリスに負けてただろうし、最後はアロンソを追ってたから順位をキープさせてもらったようなものだ。

こっそりファステストを狙ってたマックス

 その差、1,000分の4秒。あんだけ無線で早すぎる言われてたのに。笑える。

2022 アゼルバイジャンGP ラップタイムチャート

2022 アゼルバイジャンGP ギャップグラフ