2022年 F1第17戦 シンガポールGP決勝(チャート付)

 パソコンが新しくなって、Excel も新しくなって、テキスト(CSV)データ読み込みの仕様変更に慣れず、だいぶ遅くなってしまった(悔しい)。画像は例によって、一番最後にあるからどうぞ。

 雨により1時間5分遅れの決勝は、全車インターミディエイトタイヤでスタート。 スタートでポール・ポジションのシャルル・ルクレールフェラーリ)を攻略(と言うか、ルクレールのスタート失敗)して先頭に立ったセルジオ・ペレスレッドブル)がそのまま全周ラップリードの圧勝で、モナコに続いて今季2勝目。予想通り2時間のサバイバルレースとなり、ミスを犯さず堅実に走り切ったドライバーがトップ6に残った。

  1. セルジオ・ペレスレッドブル
  2. シャルル・ルクレールフェラーリ
  3. カルロス・サインツフェラーリ

DNF. 角田裕毅

ペレス圧勝、フェラーリはタイヤ劣化に苦しむ

 チェコは終盤、見込まれていた5秒ペナルティの分もルクレールを引き離す強さ発揮し、スパ以来の表彰台を優勝で飾った。空回りしていたフェルスタッペンが勝てないレースを拾ったことになり、チームの評価も非常に高い。決まるのは最終戦だろうけど、ルクレールとのランキング2位争いは見ものだ。

 一方のフェラーリは、サインツも第1スティントでハミルトン相手に防戦一方となるなど、決勝では3番目に速いマシンだったと思われる。そんな状況下で、2位、3位に入ったのは上出来だと言えるだろう。まあ、フェルスタッペンも、メルセデスの2台も自滅した感があるのだが、難しいコンディションでドライに切り替えるタイミング含め、ミスしなかったのは立派だと思う。

ラッセルがベンチマーク

 ラッセルのドライへの交換は半ばやけくそ気味で、他のチームにベンチマークを与えてしまった以外は、何も得られなかったと思う。トラブルで何台かリタイヤしたものの、ラッセルのおかげで、ドライへの切り替えタイミングで下手を打ったチームは無かった。アルファタウリを除いては...

 そのラッセル、ミック・シューマッハ(ハース)と接触して更に後退してしまったが、映像ではシューマッハが進路変更せず直進していたことは明らかで、ペナルティにならなかっただけで満足すべきだ。相手が1台分まで壁際まで譲歩しなきゃならないルールなんてないからね。

 フェルスタッペンもハミルトンもミスを犯してたけど、この二人も人間なんだなって思った。

角田は痛恨のミス

 チームメイトのガスリーもドライへの交換が早すぎたと文句を言っていたので、角田にも酌量の余地はあるんだろうけど、クラッシュして一発リタイヤは良くない。ガスリーはしっかりと生き残っている。しかも、モントリオールで同じようなミスは経験済みのはずだ。本人も自分に苛立っているようだから修正するだろうけど、もったいない。ただ、川井ちゃんの言う通り、エンジニアからの注意喚起が足りないってのは、僕もそう思う。

動かせるチャート(スマホは使いにくいよ)

 

操作方法
  • 軸上のマウスホイールで拡大/縮小(ポインタの場所が中心、スマホのピンチもOK)
  • プロットエリアと軸上でドラッグするとパン
  • Top 3, 6, 10 のプリセットは、ctrl を押しながらクリックで反転
画像はここ

2022 シンガポール ギャップグラフ

2022 シンガポール ラップタイムチャート