FiA のサイトを覗いたらヒストリーチャートが載ってたのでチャート作成。画像は一番最後ね。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のふたりだけがミディアムタイヤ、他は全員ソフトタイヤを選択し、まさかのポール・シッターとなったケビン・マグヌッセン(ハース)を先頭に、特に混乱もないスタートでスプリントレースが始まった。
予想通りマグヌッセンは後退していくが、予想に反しかなりクリーンに抜かれていく。フェルスタッペンのミディアムが機能せず、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれ、4位まで後退。翌日の決勝ではサインツにグリッド降格が課せられるため、メルセデスが今シーズン初のフロントロウ独占をやってけた。
- 角田裕毅(アルファタウリ)
ミディアムは遅かった
マックス(▲実線)もチームメイトのチェコ(▲破線)に対して遅れているが、ウィリアムズの2台を見てみると、ミディアムのラティフィ(○破線)はアルボン(○実線)に対して異様に遅い。マックスは後半、フロントウィングのエンドプレートを失っていたので正しい評価は難しいが、ミディアムはソフトよりもデグラデーションが大きいというのは、土曜日に限っては間違いないと思う。
ちなみにチェコのデグラデーションは、ルクレールよりも大きかった。直近のライバルに対して旗色が悪いが、前にメルセデスが2台いるはずなので、ポイントの痛手は緩和されるだろう。
ルクレールも悪くない
サインツも悪くないが、最後はラジオでタイヤが終わったと言っていた。それに対し、ルクレールの安定したペースは目を引く。フェラーリも十分に戦えるのではないか。とは言え、ルイスのソフトはまだまだ残っていたように感じるのも不気味だ。メルセデスはソフト-ミディアムの1ストップで今季初勝利を狙うだろう。
角田はピットスタートの方が有利
角田(破線)はガスリー(実線)に対し、0.5秒程度遅い。ただ角田の方が、デグラデーションは少ないようだ。序盤のペースの上がり方から、タイヤに熱が入れられていないのだろう。予選で苦戦するのもうなずける。書いてる時点でピットスタートが決まっているけど、これを改善するようなセットアップに変更できれば期待できる。
ただし、アルピーヌは本来前にいるはずだし、アルファロメオとハースもレースペースは上だと思われるので、ガスリーの入賞も厳しいだろう。
動かせるチャート
操作方法(スマホでも動きますが使いにくいよ)
- 軸上のマウスホイールで拡大/縮小(ポインタの場所が中心、スマホのピンチもOK)
- プロットエリアと軸上でドラッグするとパン
- Top 3, 6, 10 のプリセットは、ctrl を押しながらクリックで反転
Your front row for the 2022 Sao Paulo Grand Prix 😊@LewisHamilton 🤝 @GeorgeRussell63 #BrazilGP #F1 @MercedesAMGF1 pic.twitter.com/bQ9gffGUcQ
— Formula 1 (@F1) 2022年11月12日
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