2021年 F1第7戦 フランスGP 決勝

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが総力戦を制して今期3勝目。レッドブルモナコから3連勝で、現行 PU になってからは初。メルセデスルイス・ハミルトンは残り2周で逆転を許し2位。3位にはセルジオ・ペレスが入り、選手権はドライバー、コンストラクター共に、レッドブルがリードを広げた。

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2021年 F1第7戦 フランスGP 予選

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが唯一の1分29秒台を叩き出し、2番手のルイス・ハミルトンに0.258秒もの大差をつけて開幕戦に続いて今シーズン2回目のポール・ポジションを獲得。2列目はバルテリ・ボッタスセルジオ・ペレスが入り、トップ2が上位を占めた。角田裕毅は Q1 でスピンを喫してクラッシュ、最後尾となった。

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ピレリタイヤの破裂は誰の責任でもないの?

 ピレリから発表された調査結果は、大方の予想に反し、デブリ説を否定し、スタンディング・ウェーブ現象によるものとのことだった。津川さんの分析が正しかったということになるんだと思ってる。ただ、タイヤの構造に問題はなく、チーム(レッドブルアストンマーティン)の使い方にもレギュレーション違反はなく、ピレリが想定していた走行状態ではなかったから、というところが、しっくりしない。

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レッドブルがバルセロナでメルセデスに喫した敗北は、ポール・リカールでの不吉な予兆なのか?

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レッドブルマックス・フェルスタッペンメルセデスルイス・ハミルトンによる2021年のタイトル争いは、彼らのクルマの技術的な違いによるところが大きい。勿論、両ドライバーのパフォーマンス、ピットストップ、戦略、チームメイトのサポートも関係するが、これらはあくまで2台のクルマが接戦になった時に現われる二次的な要素である。

印象的なことに、ここまでの6戦中4戦で、一方がもう一方に対し、性能面で決定的なアドバンテージを持っていた。双方のクルマに対して、それぞれのサーキットが、それぞれ異なる大きな弱みや強みをもたらしたのだ。

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バクーでハミルトンのレースを犠牲にしたブレーキ『マジック』とは? メルセデスが低グリップのトラックで苦しむのは何故か?

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アゼルバイジャングランプリの終盤、ルイス・ハミルトンのレースを決定付けた問題を、マーク・ヒューズが解説する。彼はチャンピオンシップを再びリードするチャンスを得ていたが、大量のタイヤスモークと共に逃してしまった。更に、メルセデスが低グリップのトラックで苦戦している原因にも注目する。解説用のイラストは、ジョルジョ・ピオラの提供。

最後のリスタートでの、ルイス・ハミルトンの“ブレーキ・マジック”の失敗は、アゼルバイジャングランプリで起こった大きな出来事の一つだ。大きな出来事としてもう一つ、マックス・フェルスタッペンのタイヤが破裂し、チャンピオンシップの首位が入れ替わることはなかった。

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2021年 F1第6戦 アゼルバイジャンGP 決勝

第1スティントで見事なオーバーカットを決めたレッドブルの2台がトップを快走。残り5周、ファステストを叩き出したマックス・フェルスタッペンは、あとはチェッカーを受けるのみかと思われたが、ホームストレートでリアタイヤがバーストしリタイヤ、レースは赤旗中断に。

再開は残り2周でスタンディングスタート。2番手から一発勝負をかけたルイス・ハミルトンがターン1を制したかと思いきや、ブレーキが機能せずそのまま直進、最後尾に沈む。首位を守ったセルジオ・ペレスレッドブル移籍後初優勝。2位には今週もオーバーカットで躍進した、アストンマーティンセバスチャン・ベッテル、3位はアルファタウリのピエール・ガスリー

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2年ぶりのバクーに向けたレッドブルのリアウィング選択

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今週末のアゼルバイジャングランプリにおいて、バクーストリートサーキットへの挑戦が、いわゆる“フレキシブルウィング”論争にスポットライトをあてることになるのは何故なのか。マーク・ヒューズが、ジョルジョ・ピオラのイラストと共に解説する。

アゼルバイジャンにあるバクーサーキットは、シーズンのカレンダーの中で、最も二面性のあるレイアウトだ。クルマに求められる要素は、低速コーナーでのブレーキング、回頭性、トラクション、ドライバビリティが全てのモナコのようなミドルセクターと、ラップ終盤とセクター1の一部を構成する、みなし“ストレート”での、1.4マイルもの全開区間との、究極の妥協である。

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