ギャップグラフを作ってみた

 前のラップタイムチャートに続き、ギャップグラフを作ってみた。案外、美しい。

 やっぱり面倒だったけど、自分で作ると細部までよく見るから、楽しいね。

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2022 バーレーンGP ギャップグラフ

 今度は開幕戦のバーレーンGP。FIA から公式結果の pdf をダウンロードして、テキスト化して余計なデータを除外、コマンドスクリプト(バッチファイル)に食わせて csv データを生成、それを Excel で開いてピボットテーブルを介してグラフ化。手順が多いのが非常に面倒だが、グラフ化する直前までは、まあまあ、時短になったかな。

 一番の悩みどころは、周回遅れの扱い。セーフティーカー・ピリオドで、周回遅れになってるクルマを何周目とするか、困った。今回のギャップグラフは、周回数という絶対的な指標があるから、どうするか決められたけど、ラップタイムチャートの方は、未だに悩み中。まあ、ドカンと上に消えるから、見栄えは問題ないんだけど、隊列が整ったら、ラップダウンを回復できるから、ここが悩ましいんだよな。まさかラップタイムチャートにこんな落とし穴が潜んでいるとは。

 バッチファイルは、久しぶりなんでコマンドをほぼ全て忘却していたから、それを取り戻すのに時間がかかったけど、思ったよりさくさく組めて面白かった。ノイズの除去も含めちゃえば、もっと便利になるね。

 悩みどころではなく、面倒なのが、グラフの縦軸(時間)の最大値、最小値の決め方。これも、ギャップグラフは最小値がゼロでいいので少し楽。ラップタイムチャートは最大値も最小値も決めなきゃなんなくて、これが妥当!という決心がつきにくい笑

 グラフの色は、チームごとに決めて、実線と破線でチームメイトを表現(私の独断でエース扱いが実線)し、マーカーはパワーユニット、マーカーを塗りつぶしたらワークスとした。ラップタイムチャートの時にこれを一気に設定するマクロを組んだので、ほぼ一瞬で完成させたかったんだけど、まさかのマクロで設定し切れない要素が出てきて、几帳面な僕は、そこを手作業でフォローしてしまう。