2023年 F1第10戦 オーストリアGPスプリント(グラフ付)

 決勝ですら全然手を付けられなかったのに、スプリントまで作ってしまうという笑。グラフ画像は一番最後です。

 1周目のトップ争いと、インターからドライへ履き替えるか、ステイアウトかの2点が見どころだったスプリントレースは、結果的にレッドブルの1-2となった。

  1. マックス・フェルスタッペンレッドブル
  2. セルジオ・ペレスレッドブル
  3. カルロス・サインツフェラーリ
  1. 角田裕毅(アルファタウリ)
動かせるグラフ

 

操作方法(スマホでも動きますが使いにくいよ)
  • 軸上のマウスホイールで拡大/縮小(ポインタの場所が中心、スマホのピンチもOK)
  • プロットエリアと軸上でドラッグするとパン
  • Top 3, 6, 10 のプリセットは、ctrl を押しながらクリックで反転
タイヤ交換は誰得?

タイヤ交換の是非は色々言われていたが、いったい誰に有利に働いたのだろうか?

タイヤ交換が始まってからのギャップグラフ

 ジョージ・ラッセルメルセデス)を皮切りにタイヤ交換が始まったわけだが、そのラッセルは、コース上で順位を取り戻せたのは、ランド・ノリス(マクラーレン)に対してのみ。シャルル・ルクレールフェラーリ)とアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)はアンダーカットだ。これで、11位から8位。

 殊勲のニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は、4位から6位に落ちているが、実力以上の場所にいたから、ステイアウトしたところでアストンマーティンの2台には抜かれていただろう。すると、何も得をしていないように思える。ただハースはタイヤのデグが激しいので、ステイアウトした場合、最悪はノリスの後ろの9位に落ちた可能性もあり、交換は正解だったと思われる。

 後方でステイアウトしたピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、角田裕毅(アルファタウリ)の前でフィニッシュしたけど、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)には抜かれている。角田は例のブレーキ問題が出たようで脱落と言っていいから、正味1ポジションダウン。

 そのピアストリが一番上手くやったわけだけど、これは彼のドライビングを称賛したい。結局、タイヤ交換で大きな順位変動はなかったって結論に達しました。

画像はここ

2023 10 AUT Sprint Gap

2023 10 AUT Sprint Laptime