チャートの画像は最後に貼ってあるからどうぞ。周冠宇には申し訳ないけど、最速ラップが余りにも突出していたので、頭ハネしました。ポイント付与されてたら残したんだけどね。
大興奮の開幕戦。結果はレッドブルの1-2だったけど、3位以下の争いが濃かった。ここまで楽しめた開幕戦、久しぶりなんじゃないかな。立役者は、間違いなくアストンマーティンへ移籍した最年長ドライバー、フェルナンド・アロンソ。
- 角田裕毅(アルファタウリ)
- Fastest Lap:周冠宇(アルファロメオ)
- Driver of the Day:フェルナンド・アロンソ(投票はアロンソ)
恐るべしRB19とそれに伍すAMR23
顕著なのは第2スティント。川井ちゃんも驚いていたけど、2台のレッドブルはソフトタイヤ、対してアロンソのアルピーヌとルクレールのフェラーリは、ハードタイヤ。ライバルより柔らかいタイヤを履いて、速い上にデグラデーションも少ない。新品タイヤを多く持ってたり、戦略で上手くやったりして覆せるような差ではない。
アストンとフェラーリを比べてみると、スティント前半はやはりルクレールが速いけど、アロンソにはデグラデーションがない。22周目を境にペースが逆転しているところを見ると、ルクレールが生き残ってたとしたら、3位争いになっていた可能性は高い。ルクレールがサインツより少し軽いデグラレーション、アロンソが終盤もプッシュを続けたとすると、56周目(★)あたりで追いつくとも考えられる。見てみたかったなあ、ルクレール対アロンソ!
角田がポイントを取れた可能性は
レース後の本人のコメント通り、スタートでアルボンに前に出られた時点で、決着はついていた。とは思うんだけど、VSC でステイアウトした場合の検証はしておきたい。
ポイントを取るには、オレンジのペースで走ればいいわけだけど、ステイアウトしたデ・フリースと比べると、1秒くらい速いラップを刻む必要がある。アルボンに抑えられて本来のペースが不明だが、1秒はちょっと厳しい。ハードに良い感触も持っていなかったようだし、交換してしまうのは仕方がないかな。
でも個人的には、去年から目の前の状況に捕らわれて、その時の順位以上の結果が得られない戦略を採ってるから、ポイントを取るにはどうするかを優先して、11位も20位も同じって視線で攻めてほしいんだよね。
デグのおかげで戦力分布が露わに
第1スティントのラップタイムを見ると、異次元のフェルスタッペン以下、ペレスの後ろ、ラッセルの後ろあたりに空間ができている。
レッドブルは別次元、フェラーリがその次で、更に遅れてメルセデス。アストンマーティンは、一発はフェラーリに劣るが、デグラデーションがレッドブルに次いで少ない。レースでの大きなアドバンテージとなるだろう。
アストンはもう上位陣に加わったとして、中団はマクラーレン、アルファロメオ、ハース。この辺にアルピーヌもいるんだろうけど、ドタバタ過ぎて分からない。残りの2チームも含め、デグラデーションも似たようなものだと思う。フェラーリやメルセデスよりは、ちょっと悪いかな。
そして残念ながら、最後尾がアルファタウリとウィリアムズ。とは言っても、角田はウィリアムズより速いと思う。ただ今回のように、直線番長が強いサーキットだと、勝てるとは言い切れないけど。
操作方法(スマホでも動きますが使いにくいよ)
- 軸上のマウスホイールで拡大/縮小(ポインタの場所が中心、スマホのピンチもOK)
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- Top 3, 6, 10 のプリセットは、ctrl を押しながらクリックで反転
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— Formula 1 (@F1) 2023年3月5日
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