振り返りどころが少なかったので、チャートも一緒に上げちゃいます。画像は最後に貼ってあるからどうぞ。
2022年シーズンも残り3戦、メルセデスの今季初優勝に期待がかかったが、ソフトとミディアム、最も柔らかいタイヤでの1ストップが最速という、ただでさえ睡魔と戦いながらの観戦をより苦行にしてしまう展開となった。
ポール・ポジションから先頭をキープしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が無難に逃げ切って、史上最多となるシーズン14勝目と、獲得ポイント416を達成。
DNF. 角田裕毅(アルファタウリ)
- Fastest Lap:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
- Drive of the Day:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
チェコはルイスに勝てたのか?
アンダーカットを許した時点で、ハミルトンにほぼ勝ち目は無かった。ミディアムに履き替えたペレスは1分21秒995、ハミルトンの第1スティントの最後は1分23秒261。26周目にカウンターを打っても間に合わない。故に、ハミルトンの勝機は引っ張ってソフトを履き、最後にコース上で抜くしかなかったのだが、ラッセルの戦略すら変えなかったチームがソフトを履かせるとは思えない。
絶妙なのは、ペレスの交換タイミングだろう。サインツの前に出られると思ってはいなかっただろうから、もしハミルトンがカウンターを打ってきたら、2台ともサインツの後ろになる。そして、トップスピードに優れる RB17 なら、W13 より楽にサインツを抜き、壁にすることが出来る―、そう考えたのではなかろうか。考え過ぎ?
しかも、もしペレスがロスなく復帰できてれば、最初からタイヤを使う必要もなかったので、後半の逃げ切りもより容易になったことだろう。フェラーリが空気だったのでルクレールとの差は広がったけど、失った3ポイントは悔やまれる。
角田は入賞できたかも
ノリスにはカウンターを打たれたので、コース上で抜くのは難しかったかもしれないが、ボッタスを抜いて、ノリスに続く10位入賞は十分に有りえたと思う。ミディアム(第2スティント)のペースも、ガスリーの第1スティントと比べ悪くなく、金曜日に走行時間が限られたなかで、いいパフォーマンスを発揮したと言える。惜しむらくは、第2スティントの入り方か。フェルスタッペンのように慎重に熱を入れる冷静さがあれば、満点に近かった。
World champion @Max33Verstappen surpasses Michael Schumacher and Sebastian Vettel for most wins in a season#2TheMax #MexicoGP pic.twitter.com/cc1HyAJfcG
— Formula 1 (@F1) 2022年10月30日
操作方法(スマホでも動きますが使いにくいよ)
- 軸上のマウスホイールで拡大/縮小(ポインタの場所が中心、スマホのピンチもOK)
- プロットエリアと軸上でドラッグするとパン
- Top 3, 6, 10 のプリセットは、ctrl を押しながらクリックで反転
画像はここ