ポールから無難なスタートを決めたマックス・フェルスタッペンが、追いすがるハミルトンを寄せ付けず、ポール・トゥ・ウィン。チャンピオンシップも逆転した。
DNF. 角田裕毅(アルファタウリ)
- Fastest Lap:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
- Driver of the Day:セルジオ・ペレス(投票せず)
フリープラクティスや予選の状況からして、1度もセーフティカーや赤旗が出ない展開を誰が予想しただろう。それでも各所でバトルが繰り広げられて、とてもいいレースだったと思う。角田が PU のトラブルでリタイヤしてしまったのが残念。ドライバーが楽しんで走るサーキットは、やっぱりいいよね。ターン3 が凄い迫力あるし、来年も楽しみだ。新規約のクルマがバンクも DRS 開いて走れるといいね。
勝ったマックスは、タイヤがどれくらいキツかったのか分からないけど、終始、レースをコントロールできていたと思う。SC が怖いから、常に同じ戦略で前に留まることが最善だった。完勝。でも、モンツァではもっとメルセデスは手強いはず。ルイスにもまだ余裕が感じられる。
個人的には、4位のガスリーが Driver of the Day かな。素晴らしい走りだったと思う。予選、決勝通して、中団トップで終えたのは凄い。次は初優勝の地モンツァ。今年も期待しよう。でも角田が契約を更新してもらえるのか、その不安のほうが大きい。
ペレスはハードタイヤをダメにしなければ、も少し前に行けたんだろうか? 思ったよりすぐ挽回してきたけど、変わらなかった気もする。